AmazonのKindleの購入履歴やAmazonの閲覧履歴は、Amazonのデータベースに記録されています。
その履歴を基に、好みの本や商品を探しやすくする、オススメを表示するなどの機能が備わっています。
しかし、家族間でアカウントを共有している場合は、その機能によって自分が気になっている商品や書籍を見られてしまう可能性がありますので、困ることもあります。
特にKindleのサービスであるKindle Unlimitedを契約している場合、サービス該当の書籍に関しては定額読み放題なので、ちょっとでも興味そそられたら気軽にダウンロードして読んでしまうことが多く、家族に何を読んでいたのか知られたく無い本をうっかりダウンロードしてしまうことがあります。
本記事では、Kindleの購入履歴やAmazonの閲覧履歴が削除について紹介します。
Kindleの購入履歴を削除したい！できる？
結論から申し上げますと、購入履歴の削除はできません。
閲覧履歴の削除と注文履歴からの非表示という設定は可能です。
閲覧履歴を削除すれば、オススメ表示として出ることは無くなります。
注文履歴の非表示を行えば表面上見えなくすることはできるのですが、簡単に見えるようにもできてしまい根本的な解決法にはなりません。注文履歴を削除することもできません。
Kindle Unlimitedの利用履歴ではどうか？
Kindle Unlimitedは購入では無くてレンタルという形態ですが、こちらも残念ながら、利用履歴を削除することおよび非表示にすることはできません。
Kindle Unlimitedは私も利用しているサービスなのですが、読み放題で読める写真集なんかも豊富にあり、うっかりちょっと気になって読んでみたら、いつもその手の本がオススメ表示に出るようになってしまいました・・・。
Kindleの閲覧履歴の削除方法
根本的解決方法ではありませんが、履歴をわかりにくくする効果はありますので、Kindleの閲覧履歴の削除方法を以下に記します。
１．Amazonにログインします。
２．一番下までスクロールします。
３．一番下に閲覧履歴という項目があり、「閲覧履歴を表示して編集」をクリック
４．そこに表示されている商品ごとの「表示から削除」で個別に消すかもしくは閲覧の管理より「表示からすべての商品を削除」で閲覧履歴を全削除するかができます。また、閲覧の管理より閲覧履歴のオン/オフ切り替えができ、オフにすれば商品ページで閲覧履歴表示が無くなります。
閲覧履歴からのオススメを表示させない方法
閲覧履歴のオン/オフでは閲覧履歴が表示されないだけで、閲覧履歴からのオススメは表示される状態になっていますので表示をさせないようにする方法を説明します。
１．「アカウントサービス」のページを開きます。
２．「Eメールとメッセージ」の項目の一番上にある「広告表示の設定」を開きます。
３．「このブラウザではパーソナライズド広告を表示しない」にして送信を押す。
注意点としては、この操作はブラウザのAmazonサイトからしか設定ができないということです。KindleアプリやAmazonショピングアプリからは設定ができません。
Amazonの閲覧履歴を削除したい！方法は？
これについては、Kindleの閲覧履歴の削除方法とやり方は同じで、同じ画面に表示されます。前述の１〜４の手順に従い操作して下さい。
Kindle本を削除するには？
Kindle本を端末から削除する方法は、本を選択し、右上の：のようなマークを
押すと「アイテムを削除」という項目で削除できます。
ただこれはその端末上のデータを削除しただけですので、表示も消えませんし、クラウド上にデータはあるので再ダウンロードで復元できる状態です。
Kindle本を完全に削除する方法
「アカウント＆リスト」の中の「コンテンツと端末の管理」という項目で、書籍を選び「削除」を実行できる画面があります。
削除を実行する際にも注意表示が出ますが、この削除はデジタルデータとしての存在を削除するという操作になり、ここで削除すると再び見るには再度購入しないと見られなくなります。しかし、購入履歴は消えないので要注意です。
AmazonのKindleおよび購入商品の閲覧情報などを削除方法等について紹介しましたが、結論としては「表示の細工は可能でも削除することはできない」ということになります。
アカウントにログインできない限り大丈夫ですが、家族間で共有している場合は難しいですので、ちょっと閲覧するだけでもうっかり見てしまわないように注意しながら使用するか、自分専用に個別アカウントを用意することになるでしょう。
Kindleでアカウントを切り替える方法と端末追加についてこちらの記事で紹介しています！
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